2022/04/23 05:17

オーストリアに行った時に蚤の市に行ったことがあります。

冬のオーストリアの早朝は寒くて、コートを着てカイロを持ち、歯をガチガチと言わせながらお店を回りました。


殆どのお店は値段がつけられていないので、交渉が必要です。

これが難しい。

買おうとする気を見せると、値段を上げてくるので、いかに手頃な価格で購入するかの駆け引きです。


英語も殆ど話せない私は、その時一緒に居た同僚に助けてもらい、一つだけ購入したものがありました。

小さな一輪挿しの花瓶です。

黄色と飴色の間のような色で、花模様を彫ったような装飾に一目惚れしました。

これも今でも大事に取っています。

見ると、その時の思い出が蘇ります。


ものとの出会いも一期一会。

大切にしたいと思います。